テディベア作家の日常~テディとともに♪「テディベア物語」 yuccobear.exblog.jp

母から子へ、そして愛する人へ。TeddyBearは何十年もの歳月をかけて時の旅をしていくのです。


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光と闇

今、こうしている間にも、世界は戦争をしている国があります。

そして、罪のない女や子どもが何人も何人もなくなっているのです。

この同じ地球で。

人を殺害するのに、どんな大義名分が許されるのだろうか?




人は、本来素晴らしいものです。そして、もっとも弱いものかもしれません。。。

中東のガザでは、アメリカによる大義名分による戦争と殺戮とそして、懸命に命を救おうとする医師の存在があります。闇と光の世界です。




下のメッセージは、今まさに戦争の起こっているガサで働く医師からのメッセージです・

私の出来ることは、何でしょうか?皆さんと考えたいですね。



ノルウェーの医師がおくるガザからの手紙
マッズ・ギルバート
2014年7月20日(日曜)

親愛なる友へ
...
昨夜の惨状はたとえようがありません。ガザに対する「地上侵攻」の結果、おびただしい数のパレスチナ人がありとあらゆる種類の傷害を負いました。
手足をもがれ、体を引き裂かれ、血をながし、痙攣し、死んでいった。すべての年齢、すべてが民間人、すべてが罪のない人びとでした。

救急隊員とガザの病院すべてのスタッフは英雄です。みな12時間から24時間交代で働いています。
疲れ果てても非情な任務はかさみ(この四カ月間、シーファ病院では給料が支払われないまま)灰色の顔をしている。処置を施し、負傷の軽重に応じて優先度を決め、理解不能な混乱を理解しようとしている。
いくつもの遺体、大きいもの、小さいもの、ちぎれた手足、歩いている、あるかない、息をしている、息をしていない、血をながしている、血をながしていない人。これはみんな人間だ!

それがいま獣のようなあつかいをうけている。あの「世界でもっとも倫理的な軍隊」によって!

この傷ついた人びとをわたしは尊敬して止まない。苦痛と苦悩と衝撃のなかにありながら、静かな信念を湛えている。
このスタッフとボランティアの人びとをわたしは賞讃して止まない。
身近に感じるパレスチナ人の「スマッド[アラビア語:不屈の忍耐強さ]」がわたしを勇気づける。たとえ、眼にする瞬間瞬間に、叫びたくなっても、だれかをきつく抱きしめたくなっても。泣いて、血にまみれた、まだ温かいこどもの肌や髪の匂いをかぎ、永遠に抱きしめ合うことで、自分たちを守りたくなったとしても。わたしたちにそうすることはゆるされません。そしてパレスチナの人びとにもゆるされない。

灰色の顔が並んでいる──ああ、もうだめだ、また何十人も手足をうしない、血をながす人びとが運ばれてくるのか。まだ救急室の床には血の海がある。血が滴る包帯が山になったままだ。かたづけないと。ああ、清掃係たちが、あそこでもここでも、その床の血と捨てられた皮膚や髪の毛や衣服やカニューレを、死者たちが残していったものを、すくいとってゆく──すべてが持ち去られる──再び準備を整えるために、最初からくりかえすために。

シーファ病院には、この24時間に100人以上の負傷者が運び込まれました。
これは、よく訓練されたスタッフとあらゆる設備を持つ大病院にさえも、手一杯の人数です。しかし、ここには何もないと言っていい。電気も、水も、使い捨て用具も、薬もない。治療テーブルや治療器具やモニターはみんなサビついていて、まるで過去の病院を展示する博物館から持ってきたようだ。しかし、この英雄たちは決して不満を口にしない。この状況のなかで職務を果たす。戦士のように、不屈の決意を胸に、立ち向かう。

ひとりベッドの上で、こうしてことばを書きつけていると、涙があふれてきます。
温かいが、なんの役にも立たない、痛みと悲しみと怒りと怯えがながす涙です。信じられないことが起きている!

すると、たったいま、イスラエルの戦争マシーンがオーケストラとなって、またあの惨たらしいシンフォニーを奏ではじめた。ついにいま、海岸線の間近にならぶ軍艦からの一斉射撃が、F16戦闘機の爆音が、吐き気がするあのドローン(アラビア語では「ゼナニス」、ブンブンいうもの)が、そしてアパッチ戦争ヘリのペラペラ早口がきこえる。合衆国がつくり、買い与えた膨大な兵器。

オバマさん、あなたにこころはあるのですか。

あなたを御招待します。一晩、ほんの一晩でもいいから、シーファ病院でわたしたちと過ごしませんか。たとえば、掃除係の振りをして。

私には100%の確信があります。その経験が歴史を変えるにちがいないと。

もし、こころを、そして権力を、持つ人物がシーファ病院で一晩すごすなら、立ち去るときにはかならず、パレスチナ人の虐殺を止めさせると決意していることでしょう。

しかし、こころない無慈悲なものたちが計算をたてて、ガザに対して再び「ダヒーヤ[アラビア語:生贄]」の猛攻撃を計画しました。

これから毎晩、血の河がながれつづけることでしょう。かれらはもう死を呼ぶ楽器の調律を済ませたようです。

お願いします。あなたにできることをしてください。これは、こんなことはこのままつづけさせるわけにはいきません。

マッヅ・ギルバート、医学博士
北ノルウェー救急医療大学病院付属診療所
教授および診療所主任



写真中央がギルバート医師

手紙の原文はここ
http://www.middleeastmonitor.com/articles/middle-east/12920-letter-from-gaza-by-a-norwegian-doctor















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by gift-from-mom | 2014-07-22 21:09 | 平和